gallu's diary

「弟子向けの口伝」を書いていこうと思います。full openな場所で恐縮ではありますが、基本「ある程度スタンスその他を踏まえている弟子向け」の文章を想定してみたいと思いますので、その辺のスタンスをわきまえられない方には、あまりお勧めできない文章になるかと思いますので、ご了承ください。

上に立っている時は固まっちゃいけない

ふと思い出した話なんだけど。

 

上で「指示出しをしている」ような立場の時とか、下の子が何か持ってきたときに、とりあえず一つ言えるのは「無言で固まるの禁止」。

 

大体、固まっている「上の人」の心情を開いてみると「悩んでる」とかそこら辺なんだけど。

下の子ってそこまでは解らない事も多いから、そうすると、沈黙が場合によっては「叱られる前兆なんじゃないか?」って思う人も、決して少なくないざんす。

 

このネタの大本は占い師やってるとき。

おいちゃんはTarotが専門なので、カードをめくって。解釈が難しいときに一瞬「…ん? これ、どう読む?」って悩むんだけど。

占われている人にとっては「悪いカードが出たから、どう言ったモノか悩んでる」って見えるらしくて、てきめんにおびえられます(苦笑

大体、1~2秒が限界。5秒とか、もはや牢獄か拷問。

 

理想としては「速やかにしゃべる」。よどみなく決断している姿は安心感が持てるので。

次に「悩んでしまいそう」な場合、1秒沈黙したらとっとと声を出す。で、悩んでいる事を告げて、その悩んでいるのは「己の判断力とか経験とか知識とかの問題であって、あなたには全くその責任はないんだよ」というのを最低限告げてあげる。

出来れば、悩んでいる内容を筋道たてて説明をすると、場合によっては「ベアプログラミング」よろしく解決するかもしれないし、そうでないにしても「どのような思考プロセスを経ているのか」を相手に伝授できるのはよいチャンスなので。

 

なので。

上に立ったり指導したりしている時は、とにかくまず「硬直した沈黙」を、徹底的に避けてください。